芸人さんのラジオが面白いかは「じゃない方」に懸かってる
「じゃない方」が面白いといい番組になる法則
最近思うこと。
コンビ芸人さんのラジオにハマるかどうかは、俗に言う、「じゃない方」が面白いかにかかってるなーと。
三四郎なら相田さん
アルピーなら酒井さん
世間一般の知名度、人気で言ったら三四郎なら小宮さん、アルピーなら平子さんなんだけど、ことラジオの面白さは相田さん、酒井さんが寄与するところが大きいんじゃないかな、と。
今はもう「じゃない方」なんて言えないほど存在感ありますけどオードリーの若林さんもそうですね。
酒井さんの振り切れっぷりがあっての平子さんのコントオチですし、相田さんの落ち着きと美声とちょっと変人なとこがあってこそ、小宮さんのキャラが引き立ってるなーと思うんですよね。
相田さんの月収の話とか大好き 笑 直近だとオレオレ詐欺の話も好きです。まさか相手が実家にいると思わないオレオレ詐欺犯 笑
ちなみに、個人的な好みではありますが、おぎやはぎさんのラジオや爆笑さんのラジオなんかはもちろん面白いんですけど、もう完成されてて、毎週聴きたくなるわくわくさは少ないかな、と思っています。
なぜそう思うのか、考えてみました。
テレビにはない良さ、が出しやすいのはじゃない方
1つは、じゃない方はラジオ以外では魅力をまだ示し切れていないことが挙げられます。ラジオは2時間話しっぱなしなので、否が応にも2人に満遍なくスポットライトが当たりますが、テレビでそんなこと、まずない。
たくさんの芸人さんがいるひな壇のなかで場所を与えられるか、ネタをやるか。
そういった状況下では、どうしても華がある人に目線がいってしまうものです。
で、華がある方はどんどんお茶の間に配信されていく。
でも一方で、じゃない方にスポットライトがちゃんと当たった時に面白ければ、それはラジオでしか得られないコンテンツになります。
小宮さんは確かに面白い。でもその面白さはテレビで観る面白さと近いところがあります。同じ人なので当然のことです。でも相田さんの面白さはラジオ以上に感じられる場所はないんです(今のところ)
その、ここでしか得られない特別感、が聴いてる方にも伝わるのかも。
ラジオは実力勝負
次に、ラジオのように生放送、2時間ぶっ通し、ついでにリスナーからのメールで内容が変わりうる、なんて、そんだけ実力が試される場所は無いな、と思います。
テレビならカットして終わりでも、ラジオではそうはいかない。
テレビでは華がある方に露出が集中しますが、ラジオでは露出は均等に割り振られ、かつ、2人だけでカバーしないといけない。
それだけ1人ずつが負う責任は大きいんですよね。
リスナーを満足させられる2時間を作り上げるためには、尖った華のある方だけじゃ絶対的に足りないんだと思います。
過去にもちょっと「じゃない方」の実力不足かなぁ。と思った番組は短命に終わってしまいました。
1+1=3くらいにはなる力が必要なんだと思うんです。
また、ちょっと違った視点から言うと、「じゃない方」には尖った感性を持つ相方と、リスナーとの間をつなぐ役割もあるのかも。
酒井さんを想像すると、当てはまらないけど…。
(アルピーannはリスナーの手を取って一緒に走るというよりは、スタートと同時にパーソナリティが爆走してるところにリスナーたちが必死に着いてくスタイルですもんね!)
そんなことを考えていました。
あと数回、限られた時間のなかでじゃない方もじゃない方じゃない方も頑張ってほしい。。こちらも頑張って送り出します!