女性コンサルタントの頭ん中

業務コンサル会社に勤めて3年目 日々考えたことを書いてく

【グルメ】神楽坂在住3年目、マジでおすすめしたい食べ歩きグルメ

神楽坂いいとこですよ

今日はちょっと志向を変えて、神楽坂のグルメを紹介します。

通勤にも便利かつ、美味しいお店の多い神楽坂にある部屋(極小)住み始めて2年経過。神楽坂に住んでます、と言うと、「え、セレブ」とか言われたりしますが、そんなことない、まったくない。部屋の広さより立地を取っただけの話です。

ちゃんとしたお店に入るのはやっぱりまだ敷居が高いけれど、ふらふらーっと早稲田通り(神楽坂のメイン通り)を散歩する分には結構楽しい。

東京理科大学など大学も近くにあるので、神楽坂から飯田橋方面に向かうにつれて敷居が下がっていきます。土日は歩行者天国なので歩きやすいし。

渋谷や新宿のゴミゴミした感じは全くなく、ふらっと1ー2時間くらい散歩してカフェタイムを楽しむとかおすすめです。

 

「この人できる!」って思わせるとっておきの食べ歩きフード

そんな神楽坂ですが、ここ最近、美味しい!と思うフードが結構ありまして。

神楽坂に寄った際にはぜひ、ぜひ、食べてほしい。

今回は3店舗とも同じ早稲田通り沿いです。

 

1. Dolce vita のスフォリアテッレ

https://ja-jp.facebook.com/%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BF-165362316981956/

1つめは甘い系で。

神楽坂上の交差点を、もう少し神楽坂駅寄りに行ったあたりにあるイタリア輸入食材やさんのDolce vita

ワインに合うイタリア食材がたくさん並ぶおしゃれなお店で、店の前までチーズの香りが漂います。

で、ここの店頭に売り出しているスフォリアテッレというイタリアのストリートフードが、まあ、美味しい。

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大きいのが380円、小さいのが120円だったかな。

硬めのパイ生地の中に、甘いクリームのようなリコッタがたっぷり入ってます。オレンジピールの味もする。

単なるクリームじゃないから甘ったるくないし、外の生地も線状になってて食感が楽しい。

シュークリームとパイのあいだみたいな感じですね。

食べ歩きするなら小さいほうが食べやすくていいと思います。

このお店の店員さんはすごくフレンドリーで色々と教えてくれます。なんでも、このスフォリアテッレは自家製だそうで、外の生地の食感を作るのが難しいそうです。

ぜひコーヒー、紅茶と一緒に!

 

2. ますだやのキャベツメンチ

2つ目はうって変わってしょっぱい系、ますだやさんのキャベツメンチです。

このお店は早稲田通り沿い、飯田橋駅寄りです。

私は入ったことないですが、店内で食べるごはんもおいしいらしい。

s.tabelog.com

で、ここでおすすめしたいのが、店頭で買えるキャベツメンチ約120円。

マ・ジ・で、おいしいです。

お肉の味もさることながら、キャベツの甘さよ!

肉の脂を中和しつつ、甘みと食感が肉を引き立てます。ほんとおいしい。衝撃。正直、同じ日に戻ってもう一回食べようかと思ったほど。

写真は撮り損ねてしまったんですが、写真じゃ伝わりきらない。ぜひ食べてほしい。2個買っておいたほうがいい。

コロッケとかメンチの食べ歩きって、幸せですよね。

 

3.五十番の豚まん

最後は定番ですが、やっぱり登場しないわけにはいきません、五十番です。

今は本店は改装中なので気をつけてください。こちらの2号店へ。

神楽坂上交差点すぐです。

 

s.tabelog.com

 

なんと言っても豚まんがおいしい。

皮が厚いのは好みではないけれど、補って余りあるジューシーさ。

長年営業を続け、一部では、伝説、とまで呼ばれているのも納得です。

これまで巨大なサイズかミニしかなかったんですが、最近普通サイズのやつが売り出されてます。「普通」と謳って今さら売り出されるってちょっと面白い。

食べ歩きならミニで、いろんな味試してみるのもいいかも。

 

神楽坂には他にもたくさんおいしいお店があると思われるのでもっと開拓したい。

ぜひ立ち寄ってみてください。

コンサルタントにとって理想のプロジェクトを考えたら涙が止まらなかった。(続)

昨日あまりに疲れて書ききれなかったので、続きを。

 

大抵のプロジェクトはほんと、難しい

なぜなら、簡単なことならコンサルタントなんていらなくて、自分たちでやれるから。

それでも、正直、コンサルタントが入っても、手放しで「うまくいったね」と言えるようなプロジェクトはそんなに多くない。だからこそ、ベストプロジェクトとして認めれることには価値があるのだけれど。

 

前のエントリで、ベストプロジェクトと言われるようなプロジェクトをやりきるためには、あと1歩を考えられるかが大事だと思うって書いたけれど、どんなプロジェクトでも、ものすごく辛い瞬間があるんですよね。いざ施策実行しようと思ったら現場の猛反発に遭う、とか、いつまで経ってもステークホルダー間で考えがすり合わない、とか、システム移行で毎日ぽこぽこ何十個も生まれる課題をモグラ叩き的にさばいていかなきゃいけない、とか。

最近初PMを経験した同僚はプレッシャーがすごくて朝5時に毎日目が覚めてたとか。

どんなにいいプロジェクトにみえても、最初から最後までうまくいくプロジェクトなんてなくて。

だけど私なんかは心が弱っちいので、どうしても自分だけが大変なような気がしてしまう。

これに関しては はあちゅうさんが言ってた言葉が凄く心に残っていて。

 

lineblog.me

すぐに結果を求める人って
なんで人の成功してる部分にばかり目を向けて、
それ以外の努力の部分に、気づかないんだろう?
どうして他の人が、時間をかけて築いたものを
自分は一瞬で得られると思えるんだろう?
そして得られないからといって、悲劇のヒロインぶれるのだろう。

 

まさに、この通りなんだろうなと。

私なんてまだ2年半しかこの会社にいないのに。

本当に血の滲むような、大変な思いをして、他のコンサルタントが作ってきた理想のプロジェクトの実績を、どうしても羨んでしまう。

涙がとまらなかったのも、そういうことなんだろうなと、思うんですよね。

「なんで私だけうまくいってないんだろう」っていう。

悲劇のヒロインぶってる暇があったら、少しでも理想に近づけるように行動しないと、それで、小さな成功体験を積み重ねていくしかない。

だから、理想のプロジェクトって言われるくらい結果出せるか出せないか、勝負を分けるのはなにかって言うと、辛いことが重なる瞬間に幾度出くわしても耐えきる忍耐強さと、愚痴に堕ちずにその状況を少しでもよくしようと考えられるか、考えた先に解を見つけることができるか、なのかもな、と。

 

改めて、自分の弱っちさと前に進むことの難しさを感じたのでした。

でもいつか、理想のプロジェクトと呼べる仕事するぞ。

コンサルタントにとって理想のプロジェクトを考えたら涙が止まらなかった。

理想のプロジェクトとは

最近終電帰りの日々になった結果、ブログを書くに書けなくてもどかしい。

3月は先が見えない苦しい展開が予想されていてかなり精神的にもやられてます。

それでも書いておきたい話がありました。

うちの会社には、その年のベストプロジェクトを選ぶ伝統があります。

社員投票制で、基準は特に明文化されておらず、皆各々の基準で選んでいます。

みな一年間苦労してプロジェクトをやってきて、その中で1番「いいプロジェクト」に選ばれる、これは結構名誉なこと。

ただし、今年は少し選考のやり方を変えてみようと。

昔はマネジメントメンバーが侃侃諤諤議論して決めていたらしいんですが、選考プロセスが不透明だ!という声があがり、社員投票になったらしいです。

これで皆選ぶ権利が与えられて公平な選考プロセスが…、と思いきや、今度は社員投票制にして自由度を持たせた結果、人気投票みたいになってしまいました。皆周りのプロジェクトのことはよく分からないから、プレゼンの印象や、「なんとなく、良さそうだから」という理由で投票し、なにも考えない人が増えてしまった。その結果、名誉あるベストプロジェクトの存在自体の意義が問われてしまう…そんな政治の世界の縮小版みたいなことが起こっていました。

 

そんなわけで、今年は皆真剣に、理想のプロジェクトとはなにか、を言語化しよう、ということになりました。言語化しようとすることによって、強制的に考えることになります。

うちのチームは今日その議論をしたんですが、話してみると「理想のプロジェクト」という言葉の中には本当にたくさんの意味合いが含まれていて。

ざっと挙げてもこれくらいは挙がる。

・お客様にとってのビジネスベネフィットが大きい

・お客様とコンサルタントが同じゴールに向かって努力している

・お互いに信頼している

・会社のサービス領域が増えるような新規性がある

・結果を残している

・他の案件やお客さんを紹介してもらえるような横展開につながる

・皆が楽しくプロジェクトに取り組んでいる

・上流から下流の実行までend to endご一緒できる

・・・

多分大小含めて50は挙がったんじゃないだろうか…。

(この言語化、いろんなファームでやったら結果変わるんだろうか。それはきになる。)

コンサルタントはサービス業だから評価が難しい。

物だったら機能や品質で測れるかもしれないけど、私たちが生み出す「プロジェクト」は多くの場合実態を持たないから、定性的に評価するしかないんですよね。

 

涙が抑えられなかった理由

そんな感じで、チーム4人で理想のプロジェクトについて羅列したんですが、私、もう結構序盤から言葉が出なくなってしまって。

書き足されていくホワイトボードを見ながら感情をコントロールしようと必死でした。

ホワイトボードに書かれていく内容は大方うなづけるものなんですが、「なんでここに書いてあるようなプロジェクトができないんだろう」と。

 

なぜこういう状態が作れないんだろうか。

 

上に書いたような内容は、当たり前のように聞こえても、本当に、本当に、実践するのは難しい。

自分の力不足なのか、コントロールできない外の要素なのか、あるんですけど。

変化に抗う人に攻撃されたり、新しいものほど結果が残らなかったり。

自分の不甲斐なさを、責める気持ちが止まらなくなってしまいました。理想のプロジェクトをやるのはものすごく、難しい。

理想のプロジェクトについて楽しく話す場なのに…。

恐らくメンバーには泣いてることは気づかれなかったと思いますが、必死に隠しました。完全になんで泣いてるんだ、の世界ですよね。

 

理想のプロジェクトに出会うには

・耐えきる

・自分の強みをはっきりしておく

・難しいって思った先のもう一歩

この3つかなと。

特に、3つ目、この3つ目を、いかに踏み出し続けるか、っていうのが理想のプロジェクトを作り上げていく、ということなのかもな、と思ってます。

 

……と、ここで眠気が限界に。抽象的なことしか書けなくなってる。

続きはまた。

 

 

 

 

 

Facebook の動画広告が気になりすぎる。FB依存歴10年を振り返る

祝10周年

2006年アメリカの大学留学時にFacebookを利用し始めて今年で10年。当時18歳、現在28歳、流行り廃りの激しいネットサービスにも関わらず、10年経って未だに毎日使ってるとは思いもよりませんでした。

日本では実名のハードルやら、mixiやらTwitterやらに押されている印象もありますが、それでもまだかなりの人が利用している印象です。

最近ではタイムラインに出てくる動画広告のクオリティがかなり上がっていて、2分くらいスクロールを止めて見てしまいます。

特に必ず観ちゃうのがこれ↓

観光資源が写真と可愛い文字と共に紹介されていて、旅行したい気分になります。

 

www.facebook.com

あと、これ↓

料理が出来ていくのを真上から撮るタイプのやつです。

もう、どんどん料理が出来ていくのを観るだけで幸せな気分になるんですよね…。実際作ってみるってことはそんなに無いんですけど、心に残る。

https://www.facebook.com/ishinocindy/posts/10154022153668408

 

動画がタイムラインで自動再生されるようになってからもう2年くらい経つかと思いますが、最初は正直、ああ、投稿された動画が動くのね、くらいに思ってたんですが。

広告と組み合わせた時に確かに、効果絶大な仕組みですよね。無意識にたくさんの情報をユーザーに流し込むことができる。

しかも、たくさんの個人情報を持ってますから趣味趣向もわかった上で動画を配信しているわけで、更にすごいのが、facebookは一つ一つの動画の閲覧時間もしっかり取っているんですよね。どこで離脱したのかも。

道理で料理動画が流れまくるわけですよ…。ちなみに男性上司はこの料理動画見たこと無いらしい。

そりゃはまるわ…。

 

常に新しいコミュニケーションを提供し続ける

2006年、Facebook登場当時は、まだ大学のメールアドレスでしか登録できない、クローズドなコミュニティでした。リアルコミュニティ内の連絡手段として必須のツール、という位置付けです。日本では匿名のmixiが主流でしたが、そのリアル版、といった感じ。

その後、Facebookはほんの少しの変更で大きなコミュニケーションの変化を生み出してきました。

私にとって印象的だった変更を思い起こしてみました。

・wall機能→個人への掲示板的機能。これで連絡手段としての位置を確固たるものに。

・newsfeed機能→Facebook上で行われた近しい人のやり取りを表示する機能。開くとまず表示される。自分のコミュニティの人がどんなやり取りをしているのか気になる。見続ける。依存へ。この機能は依存性を一気に高めたと思う。

・写真共有機能→newsfeedとどっちが先だったかは覚えてない。が、写真をアップできることで更にコミュニケーションの肝へ。入らないと写真が見れないわけですからね。

・timeline機能→自分のプロフィールが時系列に整理されて表示される。この機能の実装にはものすごい技術的ハードルがあったとか。もうライフログですよね。

・いいねボタン→それまではコメント機能でリアクションするしかなかったところを、いいね、というワンクリック機能を提供することで劇的にリアクションを可視化したところに価値がありました。定量的に、かつ簡便に評価できるようになったことで、「コンテンツの価値」の概念が登場。

・動画自動再生→個人ー個人のコミュニケーションだけじゃなく、企業ー個人のコミュニケーションが可能に。

いやぁ、印象的なものだけでも書き起こしてみるとすごい。

こうやって少しづつ変化しながら、新しいコミュニケーションの形を提供し続けているから私のように10年毎日アクセスするようなユーザーを維持できるわけですね。

 

10年間Facebook閲覧に使った時間を計算したら恐ろしい数字になりそうです。

これからはどんなコミュニケーションの形が生まれるんだろうか。

 

ちなみに、こんな動画広告もおすすめです。(なぜかリンク貼れない…)

タカラトミーの人生ゲーム広告。電車内で泣いた…。

スターフライヤーの360度動画広告。携帯の動きに応じて動画の中の視界が動く!

 

書いてるうちにFacebookの宣伝みたいになりましたが、これからも進化が楽しみです。

ラジオ改編期ー大好きな番組に別れを告げる方法

ラジオが終わるのは大好きな友達に会えなくなるのと似ている

今週はオールナイトニッポンの終了が続々と発表されました。

三四郎ann0も、朝井リョウ加藤千恵ann0も、なにより、私をラジオにどっぷり浸からせたアルピーann0も終わってしまうようで…。

もう、どうしていいのか。。

前にも書きましたが、ラジオって、パーソナリティの世界観が色濃く出るのと、パーソナリティとリスナーとの距離が近いこともあって、大好きな友達グループといつもの場所で、毎週たわいもない話をする、そんな場所だと思うんです。

だから、ラジオが終わってしまうことは、大好きな友達に会えなくなってしまう感覚と似ていると思うんです。この番組が終わったら、また次に違う番組が始まって、その番組もまた面白いのかもしれない。だけど、大好きだったあのグループはやっぱりもう無いんだ、ってそう思ってしまうんですよね。

 

別れを告げる方法

…なんてない。笑

だけど、学生時代の思い出みたいに、胸に抱いて先に進む、というのが正解なんでしょうね。大げさだけど。ほんとに悲しいんだもん、仕方ない。

仕事が辛い時、手持ち無沙汰で落ち着かない夜、学生時代楽しかった思い出の写真を見返すように、録音を聴いて、思いっきり笑ってみたり。

あと、社会人になって別々の道を歩んでる友達を応援するのと同じように、違う場所で活躍するパーソナリティを応援したり。ラジオのリスナーしかわからない視点で観て、クスって笑えることもあるんですよね。(春日さんのポテポントークあんなにラジオで受けてたのにテレビで受けない 笑 みたいな 笑)

そうやって、一緒に時間を過ごした仲間みたいな気持ちを持って、つながりを感じるのも、いいのかも。

 

でも悲しいこともあれば楽しみなこともあるもので、また新しい人に出会って、素敵な話が聞けるのかもしれない。当たり前だけど、終わる番組あれば始まる番組もあるわけで。

次はどんな人に出会えるのかな。

そう思ってこの春、乗り越えようと思います。

 

生理前に仕事をする辛さについて本気で知ってもらいたいこと

女性特有の悩み

今日はちょっと赤裸々な話を。

女性にとって切っても切り離せない、生理というイベント。

絶えず血が出てるなんてちょっとえぐい話なので、公の場で、特に男性の前で話すのは憚られる話題です。

なので、世の女性たちは素知らぬふりで毎日を過ごしているわけですが、隣に座るあの人も、さっきすれ違ったあの人も、もしかしたら生理の時期を迎えているかもしれません。女性はほぼ確実に、(頻度の差はあれど)月に一度のこのイベントと向き合わなければならないんです。

しかも、この生理というイベント、実施期間中の4.5日だけではなく、準備期間中にも結構な存在感を発揮してくることがあります。俗に言う、PMS、というやつです。

今月は散々振り回されてしまったので、思うことを記しておきます。

 

わかる人にしかわからない辛さ

私の症状は、熱っぽくなる、頭痛、といった物理的な症状と、感情の起伏が激しくなる、なにもやる気がおきなくなる、という精神面での症状が出ます。

月によってまちまちで、ひどい月もあれば軽い月もあります。

ただ中でも精神面での症状は結構厄介で、PMSによって引き起こされていることに気付けないことも多くあります。

今月なんかは、2日前くらいから、口を開けば、「もう、だめだ、このままやっても意味がない」といったネガティブワードを連発し、仕事がうまくいかないことに対して塞ぎ込んでしまい、全く進みませんでした。

2.3日、朝起きるのも辛い。

もう、辞めようか、とまで思っていたのですが、今日生理が始まった途端、気分がいつもの様子に戻ったんですよね。戻ってやっと、あ、塞ぎ込んでいたのはPMSのせいだったのか、と気付けました。

事前に感情が増幅される時期だと気付ければまだ対処のしようもあるんですが、明確なサインも無いので難しいんです。

これまで仕事関連で泣いてしまった時は、振り返ってみると大体生理前のタイミングでした。仕事で感情が増幅するということはあまりいい結果は生まないものです。

 

ただ、ほんと、如何ともし難いんですよ、これ。

 

普通に人がトイレに行きたくなるのと同じように、生理現象であるホルモンバランスの関係で感情が揺れ動く。この厄介さたるや。

しかも、なにがより厄介って、このPMSってやつは、人により程度の差があるんです

よね。だから誰とでも共有できる悩みじゃない。実態も捉えづらい。(熱みたいに定量化したり、咳みたいに分かりやすく示すことができない)

それに、唯でさえこんな話するのは憚られる。男性相手にはなおさら。

というわけで、PMSの症状が重い人は体の中で感情のヌンチャクをブンブン振り回すPMSを抱えながら、必死に耐えて、通常モードを保ってるわけなのです。

 

だからどうしろと…?

ってなりますよね。私も書いててそう思いました。

PMS で悩んでる方ー漢方やら鍼やらが効くらしいです。

それ以外の方、特に男性の方には、こういう、自分でもどうしようもない感情の起伏が生理現象として引き起こされてしまう人もいるのだ、ということをせめて知っていてもらえたらな、と思います。

感情の起伏は甘さや弱さからくる場合だけではない、十分なプロ意識があっても生理現象に勝てないこともあるんです、ほんとに。

そういうケースもあるんだなーくらいでいいので。

 

画期的な薬なんか誰か開発してくれないだろうか。

オードリーANNで見えたIKKOの芯の強さを考える

「どんだけ~」しか印象になかった

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またラジオ起点の話。今聴いているラジオは考えの起点を与えてくれるものが多いから楽しい。

先週のオードリーのオールナイトニッポン、珍しく豪華(≒ショーパブ芸人以外)なゲストIKKOさんをお迎えしての放送。

まー面白かった。

別に名前が売れているからとかそんなことは全く関係なくて。

IKKOさんが当たり前のように話す考え方や、経験値が、あまりにも実践するのが難しくて、でも大事なことだったから。

正直、「どんだけ~」言いまくるおねぇキャラ、という印象しかなかったのだけど、実は事務所を経営していたり、お弟子さんが多くいたり、実績を積み上げてきた人だということをこの放送を聴いて初めて知りました。道理で話すことが深いわけだ。

さらに言うと、とても深い話を事も無げに言ってのける。

私すごいでしょ、とかそんなこと多分本当に思ってなくて、「そう思ってるからそう言ってるだけ」を地で行ってる。そんなの、尊敬せざるをえないじゃないですか・・・。

もちろん「えーなんですかー?」を言わせるトークも面白かったのだけど、IKKOさんの行動の裏にある価値観や経験の話が面白かったな、と思うわけです。

2つほど特に書きとめておきたいと思ったことを記しておきます。

 

一度決めたことは途中でやめない。やめるくらいなら最初からやらない。

これ、字面で書くの簡単なんですよ。

でもこれが実践できている人なんてどれだけいるんだろう。

IKKOさんは出演者全員に手紙とプレゼントを用意するそうで。

それがラジオだろうと、テレビだろうと、多かろうと、少なかろうと。初めてだろうとそうじゃなかろうと。

おそらく、たくさんの時間をかけていることと思います。

大変だと思うことがあっても、一度決めたらやる。途中でやめてしまうなら最初からやならければいい、と思うそうで。

別に、手紙やプレゼントをあげなくても、目くじらたてる人はいないだろうし、なんら問題はないはずです。でもそんな些細なことだからこそ、一度やると決めたらやる、という信念を貫き通せるストイックさ、って単純にすごい。

それだけ、最初になにかを始める時に覚悟を持って始めてる、さらに、それを続けることの価値を確信してるからこそ続けられるのかな、とも思います。

番組内でも事務所を運営する苦労を話していましたが、苦労した中でも、責務をこなしてきたのはストイックさのなせる業なのか、と思う次第です。

最近仕事で、「一度こう決めたのに、やっぱり無理だ・・・」とか、「こうはいうものの、実際は・・・」とか、いろいろと並び立てて言い訳して、最初に決めた目標を諦めそうになることが多くて、IKKOさんのストイックさが身に沁みました。

覚悟が足りないのか。

IKKOさんが上司だったとして、今の私の体たらくを見たらなんて言うだろうか、とでも考えて気合入れようと思います。

 

美容を軸に変わり続ける

もう一つ書きとめておきたい話はこれ。

正確な台詞は忘れてしまいましたが、これからどうしたいか、を問われたときの話だったかな・・・。

要は、IKKOさん、自分の活躍の場は美容の領域だと決めていて、さらにこのまま維持じゃなくて、もっと変わり続けたいと。

若林「もっといきますか?やっぱり美容ですか?」

IKKO「美容よ」 (うろ覚え)

答えた時のIKKOさんの迷いの無さがなんか心に残ったんですよね。

IKKOさん、美容師から始めて、メイクのほうへ行き、事務所を運営して、テレビに出て、と着実にステップアップしているんですけど、まだもっとステップアップしていきたいと。

美容師のときに、「これから美容でもっとステップアップするには?」と考えた、という台詞からも、ステップアップするためにどんな変化が必要か、常に考えているんだな、そして、変化を起こすことに抵抗を抱くどころか、すごく積極的に変化を起こそう、と考えている人だな、と感じました。

でもなによりも、彼女の強みは「美容」というぶれない軸があること、かと。

私も、変化ってすごく大事なことだと考えていて、変化の対義語は現状維持ではなく実質後退だと思うのですが、そうなったときに、何をぶらさない軸として持つか、って実はすごく難しいと思うんです。

例で言えば、コンサルタントは、最初はいろんな業種の様々なプロジェクトにつく。すべてが変化する状態です。

でもジェネラリストとして何でもできる状態は、専門知識の度合いからすると、何もできない状態と(普通は)等しいです。

だから多くのファームは業種特化や領域特化で、例えば製薬業界、という軸を置いてコンサルタントをアサインして、その軸の中でいろんなプロジェクトにアサインして変化を促します。

ぶれない軸は強みになります。実績となり、経験値となり、市場における価値になります。

これは強制的に軸を選択されたパターンですが、個人でこれを設定しようとするとすごく難しい。

向き不向き、好き嫌い、これで本当にいいのか、という迷い・・・。

IKKOさんの場合は美容について単純に好き、という思いが強いように思います。

それだけ明確に好きだと思えて仕事にできることを持ってる人ってそれほど多くないはずです。私も含めて。

何を軸に据えるのか。これも心に留めて自分に問い続けたい。

 

最後に

結構まとまりの無い文章になってしまいましたが、この通り、気付きの多いラジオが聴けて幸せでした。

若林さんがコントロールしてる真面目な話と遊びの加減の調節も良かったのかな、と思ったり。

ついに始まった改編期にびくつきながら、楽しく聴きたいと思います。

 

おやすみっふぃーちゃん