生理前に仕事をする辛さについて本気で知ってもらいたいこと
女性特有の悩み
今日はちょっと赤裸々な話を。
女性にとって切っても切り離せない、生理というイベント。
絶えず血が出てるなんてちょっとえぐい話なので、公の場で、特に男性の前で話すのは憚られる話題です。
なので、世の女性たちは素知らぬふりで毎日を過ごしているわけですが、隣に座るあの人も、さっきすれ違ったあの人も、もしかしたら生理の時期を迎えているかもしれません。女性はほぼ確実に、(頻度の差はあれど)月に一度のこのイベントと向き合わなければならないんです。
しかも、この生理というイベント、実施期間中の4.5日だけではなく、準備期間中にも結構な存在感を発揮してくることがあります。俗に言う、PMS、というやつです。
今月は散々振り回されてしまったので、思うことを記しておきます。
わかる人にしかわからない辛さ
私の症状は、熱っぽくなる、頭痛、といった物理的な症状と、感情の起伏が激しくなる、なにもやる気がおきなくなる、という精神面での症状が出ます。
月によってまちまちで、ひどい月もあれば軽い月もあります。
ただ中でも精神面での症状は結構厄介で、PMSによって引き起こされていることに気付けないことも多くあります。
今月なんかは、2日前くらいから、口を開けば、「もう、だめだ、このままやっても意味がない」といったネガティブワードを連発し、仕事がうまくいかないことに対して塞ぎ込んでしまい、全く進みませんでした。
2.3日、朝起きるのも辛い。
もう、辞めようか、とまで思っていたのですが、今日生理が始まった途端、気分がいつもの様子に戻ったんですよね。戻ってやっと、あ、塞ぎ込んでいたのはPMSのせいだったのか、と気付けました。
事前に感情が増幅される時期だと気付ければまだ対処のしようもあるんですが、明確なサインも無いので難しいんです。
これまで仕事関連で泣いてしまった時は、振り返ってみると大体生理前のタイミングでした。仕事で感情が増幅するということはあまりいい結果は生まないものです。
ただ、ほんと、如何ともし難いんですよ、これ。
普通に人がトイレに行きたくなるのと同じように、生理現象であるホルモンバランスの関係で感情が揺れ動く。この厄介さたるや。
しかも、なにがより厄介って、このPMSってやつは、人により程度の差があるんです
よね。だから誰とでも共有できる悩みじゃない。実態も捉えづらい。(熱みたいに定量化したり、咳みたいに分かりやすく示すことができない)
それに、唯でさえこんな話するのは憚られる。男性相手にはなおさら。
というわけで、PMSの症状が重い人は体の中で感情のヌンチャクをブンブン振り回すPMSを抱えながら、必死に耐えて、通常モードを保ってるわけなのです。
だからどうしろと…?
ってなりますよね。私も書いててそう思いました。
PMS で悩んでる方ー漢方やら鍼やらが効くらしいです。
それ以外の方、特に男性の方には、こういう、自分でもどうしようもない感情の起伏が生理現象として引き起こされてしまう人もいるのだ、ということをせめて知っていてもらえたらな、と思います。
感情の起伏は甘さや弱さからくる場合だけではない、十分なプロ意識があっても生理現象に勝てないこともあるんです、ほんとに。
そういうケースもあるんだなーくらいでいいので。
画期的な薬なんか誰か開発してくれないだろうか。