女性コンサルタントの頭ん中

業務コンサル会社に勤めて3年目 日々考えたことを書いてく

久々に好きなテレビ番組が現れた。「ご本、出しときますね 」

テレ東の番組「ご本、出しときますね」がツボすぎる

video.tv-tokyo.co.jp

 

退職が近づいてきたこともあり、時間に余裕ができてきました。

平日に自由な時間ができても、どう活用すればいいのかいまいちわかんないので、TLに流れてきたリンクを何気なくクリックして初のネットTV視聴。

テレ東の片隅で放送されている「ご本、出しときますね」。

オードリー若林さんが作家さんを招いてトークする番組なんですが、これがまあ、面白い。というか、初回のゲストは西加奈子さんと朝井リョウさんなので、朝井リョウ加藤千恵オールナイトリスナーにとっては期待通りと言えば期待通り。

朝井さんのトークは相変わらず斜に構えまくってるし、2人の言葉のチョイスが素晴らしい。若林さんはそんな2人を引き立てるように、一般人の目線に立って話引き出してるし。

Akann、annkw リスナーとしてはたまらない。

そして久々に朝井さんが話すのを聞いて、朝井ロスだったんだなぁと気付きました 笑

 

今回の放送で心に残った言葉と思ったことを少し。

 

「市場価値を見失いたくない」

まず朝井さんが言ってたコレ。

実売数を把握しないと自分の作品の市場価値がわからないから、わざわざフェルミ推定で計算するとのこと。

市場価値に対するシビアな考え方とか、必死にならなければ小説家として認められない、という、危機感あるいはネガティブ思考というか、そういうところに惹かれます。

常に不安を抱えていて、その不安を払拭するために評価を気にして、期待に応えるように振舞う、そんなところが自分と共通するなと。

コンサルタントという職業柄、「常に自分の価値は何か?」という問いに答えなければならないですしね…。

 

「今日分かってもらおうとすると口げんかになる」

次に響いたのがコレ。

若林さんが言ってましたが、相手が自分の言ったことを理解して、日々の行動を変えるに至るまで、全て今日達成しようとすると、どうしてもけんかになってしまう、と。

だから今日分かってもらえなくてもいい、いつか分かるかもしれない、と思って相手に伝える、という話。

これには全力でうなづくしかない。

私もついつい、「これ伝えたい、これやったほうがいい」という気持ちが強すぎて、相手に対して独りよがりな言い方をしてしまうことが多々あります。

でも相手からしてみたら、なんでこういうことを言うんだろう、自分はこう思っているのに、と思うのが普通ですよね。

経験も状況も一人一人違う。人に言われてすぐ納得できることなんて、世の中そうそう無い。

最近になってやっと、若林さんが言っていたような、種まき、という考え方ができるようになってきました。

分かってもらえるように伝える、でも分かるかどうかは本人次第だから、いつかわかってくれればいい。

そう思って相手に伝えるようにしたら、少し優しくなれました。

 

 

この番組、今はラジオの延長みたいな感じだけど、若林さんの立ち位置とか少しずつ変わってくるんだろうな、とか、テレビだからこそできる演出が加わっていくのかな、とか、いやいや、むしろラジオに寄せる方に振り切るのかな、とか、想像すると発展の仕方がいろいろあって、今後どうなっていくのか楽しみです。

 

来週へ続く!