女性コンサルタントの頭ん中

業務コンサル会社に勤めて3年目 日々考えたことを書いてく

男女で違う恋愛相談の中身ー「もっといい人いるよ」は女子会用語か

男女の生態差異について

このブログの中で一番(というか唯一?笑)一般検索でヒットしている記事がこの記事です。

gucchi22.hatenablog.com

 マッチングアプリの実態に対する興味の高さもさることながら、男女が惹かれるもの、求めるもの違いにここまではっきりと差異が見えたことも、この記事がヒットしている一因かと思います。

この前、彼と話をする中でまた「男女の差異」についてはっとすることがあったので、備忘として書き記しておきたいと思います。

 

「もっといい人いるよ」って言わないの?

年末の時期になると増える忘年会、飲み会の類。

職場の人との女子会が相当盛り上がり

どんなこと話すの、と聞かれ。

「大体は恋愛の話だねー。彼女がいる男の人と関係を持ってる子がいて、その話で盛り上がった!絶対もっといい人いると思うんだけどね・・・。」

と話していたところ、

 

「あー男で集まるとそういう話にはならないねー。」

どっちかというと、「お前ごときが何言ってんだ」って突っ込むことのほうが多い。

 

30代後半の男性、という年齢的な要素も一因かとは思いますが、聞けば、男性の間で行われる恋愛話は「いやーこの子いい子なんだけど、こういうとこが気になるんだよねー」的な話が多いらしい。

それで、「お前ごときが何言ってんだ」っていう話になる。

ちょっとしたことだけど、興味深い違いです。

 

女子会の頻出ワード「もっといい人いるよ」は、遡れば今の彼氏との関係に何かしら辛い要素だったり満足できない要素があるからで、そこにたどり着くまでには今の関係について語る必要がある。本気で誰かのことが好きで辛くて、救われたいと思う時に男性同士で相談するって確かに想像しづらい。

女性に関する弱みを曝け出すということは尊厳に関わることであり、相談相手のことを相当信頼してないと切り出す気にならないのは想像に難くないところです。

それに、ここからは想像だけど、男性が悩みを相談するからには、解決策が求められる。女子会なら「わかるー」「もっといい人いるよー」「そうかなー」てなやり取りで十分楽しめるけど、解決策を考えてしまいがちな男性の特性からすると、恋愛の悩みはグループで盛り上がるには適していないのかもしれない。

逆に、「AちゃんとBちゃんどっちもいいんだけど・・・」「お前が言うな」っていう一種の自尊心を高める、マウンティングのし合いの方が、話のネタになるっていうのは納得感があります。

 

当然男性だって真剣な恋愛相談をする機会はあると思いますが、女子会のようなノリでは発生しないのだろうな。

自分が当然だと思っていたことの外を知る感覚は面白いと思うのでした。