女性コンサルタントの頭ん中

業務コンサル会社に勤めて3年目 日々考えたことを書いてく

コンサルタントにとって理想のプロジェクトを考えたら涙が止まらなかった。(続)

昨日あまりに疲れて書ききれなかったので、続きを。

 

大抵のプロジェクトはほんと、難しい

なぜなら、簡単なことならコンサルタントなんていらなくて、自分たちでやれるから。

それでも、正直、コンサルタントが入っても、手放しで「うまくいったね」と言えるようなプロジェクトはそんなに多くない。だからこそ、ベストプロジェクトとして認めれることには価値があるのだけれど。

 

前のエントリで、ベストプロジェクトと言われるようなプロジェクトをやりきるためには、あと1歩を考えられるかが大事だと思うって書いたけれど、どんなプロジェクトでも、ものすごく辛い瞬間があるんですよね。いざ施策実行しようと思ったら現場の猛反発に遭う、とか、いつまで経ってもステークホルダー間で考えがすり合わない、とか、システム移行で毎日ぽこぽこ何十個も生まれる課題をモグラ叩き的にさばいていかなきゃいけない、とか。

最近初PMを経験した同僚はプレッシャーがすごくて朝5時に毎日目が覚めてたとか。

どんなにいいプロジェクトにみえても、最初から最後までうまくいくプロジェクトなんてなくて。

だけど私なんかは心が弱っちいので、どうしても自分だけが大変なような気がしてしまう。

これに関しては はあちゅうさんが言ってた言葉が凄く心に残っていて。

 

lineblog.me

すぐに結果を求める人って
なんで人の成功してる部分にばかり目を向けて、
それ以外の努力の部分に、気づかないんだろう?
どうして他の人が、時間をかけて築いたものを
自分は一瞬で得られると思えるんだろう?
そして得られないからといって、悲劇のヒロインぶれるのだろう。

 

まさに、この通りなんだろうなと。

私なんてまだ2年半しかこの会社にいないのに。

本当に血の滲むような、大変な思いをして、他のコンサルタントが作ってきた理想のプロジェクトの実績を、どうしても羨んでしまう。

涙がとまらなかったのも、そういうことなんだろうなと、思うんですよね。

「なんで私だけうまくいってないんだろう」っていう。

悲劇のヒロインぶってる暇があったら、少しでも理想に近づけるように行動しないと、それで、小さな成功体験を積み重ねていくしかない。

だから、理想のプロジェクトって言われるくらい結果出せるか出せないか、勝負を分けるのはなにかって言うと、辛いことが重なる瞬間に幾度出くわしても耐えきる忍耐強さと、愚痴に堕ちずにその状況を少しでもよくしようと考えられるか、考えた先に解を見つけることができるか、なのかもな、と。

 

改めて、自分の弱っちさと前に進むことの難しさを感じたのでした。

でもいつか、理想のプロジェクトと呼べる仕事するぞ。