女性コンサルタントの頭ん中

業務コンサル会社に勤めて3年目 日々考えたことを書いてく

ダイエットにおいて糖質を制限するよりも大事なこと

4ヶ月で5kg減に成功

ちょうどさっき焼肉食べてきたところでこんなトピックどうなの、と思うのだけど。

お腹いっぱいになってふと思い出したので、去年やったダイエットについて書こうと思います。

去年の夏頃から始めたダイエットで、冒頭に書いた通り4ヶ月で5kg減らすことに成功しました。

 

その頃私の体型は、普通〜ややぽっちゃり程度、とはいえ、フリーサイズの服は大抵着れる感じでした。そこまで困ってなかったのもあり、高校生の頃からどんなダイエットにチャレンジしてもxxキロの壁に負け続け…。

スラーっとした体型にあこがれながらも現状に甘んじていました。

 

そんな私ですが、去年〇〇キロの壁を破り、スラっと寄りの体型を手に入れることができたのです。久々に会う人が必ず、「痩せたね」と言ってくるくらいには変わりました。

どうやって痩せたか。

ズバリ今はやりの糖質制限ダイエットです。

最初の2週間はおそらく1日の摂取糖質20g以下だったんじゃないかと思います。

それがどれくらいかというと、コンビニの標準的なお弁当の糖質は60g~、多いものだと100gを超えてきます。

ヨーグルトが10gちょいぐらい、て言うとイメージ湧くでしょうか。

お米、パン、うどん、麺、はもちろん、甘味強いもの、根菜もだめ。

さすがに最初は辛かった。

ですが、身体ってすごくて、段々順応してくるんです。

3日くらい経つと糖質取らないのは別に当たり前になっていて、さらに食べる量が全体的に減ってきます。別に「もっと食べたい」と思わない、という無敵モードに突入していきました。

ただ、今日フォーカスしたいのは、タイトルにも書いた通り、糖質を制限するよりも大事なこと。

糖質制限ダイエットのコツはまた別で書きたい。

 

糖質制限よりも大事なこと

それは、ずばり「なんのために/どうなりたいから痩せるのか」ということです。

方法論は世の中にたくさん溢れています。成功例もたくさんあります。何も糖質制限に限らなくても、お金があればライザップに行けばいいし、夜食べない、測るだけ、なんていう方法論もあります。

みんなやり方を知らないわけじゃない。それでもダイエットはなかなかうまくいかない。

かくいう私も前述の通り何度も「今年こそはダイエット!」とか言いながら失敗してきました。

じゃあなんで今回はうまくいったのか、と考えてみると、唯一今までと違ったのは、ダイエットに対する強い動機があった、ということに尽きるんです。

 

ダイエットしようと思ったきっかけ

それは去年の5月頃でした。

その頃私はあるお客様の業務改革のため、業務分析の担当としてプロジェクトに参画していました。初めての業務改革系のお仕事、しかも領域問わず全社的に見直す、というチャレンジングなもの。

優秀なお客様、会社に入るきっかけにもなった上司と一緒の仕事、私は完全に浮き足立っていました。

予想外に責任ある仕事を任せてもらえたのがうれしくて、遅くまで時間を惜しまず、100を超えるマニュアルを読み込み、お客様にヒアリングし、課題を洗い出していきました。

そんな毎日をこなしているうちに、私役に立ててると思い上がってしまっていた、と今となっては思います。

世の中、時間をかけて頑張ることで結果が出るかというと、そう甘いものでもない。

課題分析、施策出し、とプロジェクトの中でも最も難しいフェーズが始まると、一気に自分の未熟さが露呈していきました。

分析が浅い、深堀が足りない。

相手に納得感のある説明ができない。

お客様の信頼残高がどんどん下がっていくのを、一つ一つの打ち合わせで如実に感じるようになりました。

聞いてもらえないし、相手にもされない。(それだけの価値があることが言えなかったので責は完全に私にあります)

結局担当していた領域も自分では回りきらず、80%以上は上司の力で何とかまとめあげる、という事態に陥ってしまいました。

何を言っても理解されない、信頼を失ってしまっている、という状況の中で、気付いたら涙が出ていたり、常に「自分は必要とされていない」という絶望感に襲われるようになりました。

俗に言う鬱に近い状態だったのだと思います。

オフィスのトイレで無力な自分が鏡に映るのを見て、(自分も含めて)何かを変える気力が、もう私には無いんじゃないか、と思い至りました。

本当にやめようか。

私はまだ何かに対して頑張ることができる、結果を出すことができる、ということを感じないとこのままダメになってしまうだろう、と。

そこで、自分のコントロールの範囲内のことから、どんな小さなことでもいいから「まだ頑張れる」という自信を持つために取り組もう、と思いダイエットを選びました。

このときの私にとっては、ダイエットに取り組み続けることは、「自分がまだ何かを変える気力がある」ことを証明することでした。

それくらい、背水の陣だったからこそ初めて、甘くて美味しいものに手が出る自分を抑えられたし、結果が出ることをうれしく感じたんだと思います。

一時の幸せなんて裕に越えられるくらい、自信を取り戻したかった。

 

人は出来る限り現状のままで(あるいは辛くない状態で)いたいんです。

好きなものを好きなだけ食べたいし、運動するのは面倒。

ダイエットは結局その欲求にどうやって勝つか。

一番の方法は、やっぱり、辛い思いまでしてやせたいのはなんでなのか、やせたらどうなるのか、やせなかったらどうなるのか、努力することに納得できるまで具体的に想像することに尽きます。

例えば、目標の結婚時期が近いからできることはなんでもしたい。外見を磨いて多くの男性に興味を持ってもらわないといけない。とか。

強い動機があれば、巷の方法論を活用して結果を出せるはず。

「なんとなく」じゃ人は変われない。

 

人だけじゃなく会社も一緒かも。