女性コンサルタントの頭ん中

業務コンサル会社に勤めて3年目 日々考えたことを書いてく

泣きたいと思って泣いてるわけじゃない。感情をコントロールする4つの方法

今日は寒いですね。

薄暗くて寒い上に楽しみにしてた予定がドタキャンされかなりテンション下がってます。

スタバのドリンクチケットで、コーヒー&クリームフラペチーノチョコチップ入り、と名の付いた糖分爆弾を摂取して気を紛らわせています。

 

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そんなわけで、今日は感情について。

 

仕事をしたり、恋愛をする上で、感情は切っても切り離せません。

思ったほどできなくて悔しい思いをしたり、相手に伝わらなくて悲しい思いをしたり、先輩やお客様に厳しい言葉をかけられて泣きそうになったり。

特に女性は(一般的に)感情の波が大きく現れがちなので、泣いてしまったり、怒りを露わにしたり、と、感情が表に出てしまうケースが見受けられるように思います。

女性特有の生理前後の時期には、生物学的にも感情の波が増幅されるため、仕方のない部分も多いと思います。

私も自分の感情が抑えきれず相当苦労しました。今の会社に入って1年半くらいは、恥ずかしながらプロジェクトルーム内で泣いてしまったり、声を荒げてしまうようなシーンも多々ありました。

恋愛面でも、生理前後になると、いつもは気にならないような小さいことでもイライラして当たってしまうことがあります。

たまに、「泣いたって誰も得しないよ」的なセリフをよく聞きますが、別に、どうにかなると思って泣いてるわけじゃないわっ と逆ギレしたりしてました。笑

 

別に、泣こうと思って泣いてるわけじゃなく、泣いてしまうほどの大きな感情のうねりを、涙で外に放出する以外にどうコントロールすればいいか分からない

 

という。

まあ、相手から見たらどっちも同じなんでしょうけども…。

 

でも、確かに泣いてしまうほど感情が高ぶってしまうと、建設的な話ができないのは確かなわけで、仕事でも恋愛でも残念ながらプラスには働きません。

 

泣かないために、どうしたらよいか

そんなわけで、たまに感情を露わにすることはあれど、とうしたらよいか分からない日々が続きました。

そんなある日、違うプロジェクトに配属されている先輩と食事してる時に、こんなことを言われたのです。

 

「女性コンサルと仕事すると泣かれたりして困るから正直やりにくいんだよね」

 

はは…と返す私。

すごく悲しかったのを覚えています。

女性で一括りにされてやりにくい、と言われることそれ自体も嫌でしたが、確かに泣いてしまうことは多い。

それに、やりにくい、と相手に思われているかもしれないということがとてもショックでした。

なんとなく分かってはいたけれど、いざ言葉にされると。

 

いままでは「どうしたらいいのか分からない」と半ば匙を投げていたが、こんな風に思われるんだったら、本当になんとかしたい、と思ったわけです。

そこで、どうしたら感情の高まりをコントロールできるか、少なくとも、相手がやりづらいと感じずに済むにはどうしまらよいか、ということを研究することにしました。

 

感情をコントロールする4つの方法

今では研究の結果たどり着いた私なりの方法論があります。

もし感情がコントロールできず悩んでいる人がいたら、騙されたと思って試してみてほしいです。

 

1.自分の中に強い感情が生まれる瞬間に気づく

「あ、身体の中が熱くなってきた」「あ、私は今この人が言ったことに対して強くイラついている」そういう瞬間をまずは捉えることから始めます。

いつもはおそらく、気付いたら上がっているボルテージを、上り始める時に捉えます。

まずは、自分が強い感情を抱える瞬間に気付くところから。

感情が高ぶる瞬間を捉えることで、どういう時に感情が高ぶるのか、今観察すべき対象だ、と第三者的に認識することができます。

自分の意識の中に第三者の存在を作るだけでも多少冷静になれますし、2~4にも繋がります。

気付こう、と思いさえすれば気付くことは難しくありません。

 

2.自分の中に湧き上がる感情の種類を判別して、名前をつける

気付けるようになったら、その湧き上がった感情に名前をつけます。感情に名前をつけることで、その得体のしれないもやもやした感情を、形あるものとして捉えることができるようになります。強く湧き上がる感情は様々ですが、いくつかのパターンにわけられます。

たとえば、私は相手の言うことが理解できない時にもやもやしたイラつきを覚えます。その感情は凄くもやもや度が強く、なににイラついているのか自分でもよく分からないことが多いので、「わたあめちゃん」と名付けました。

彼氏が少し会えない、と言ったときにすぐ不安になる感情もあります。これは生理前に現れることが分かったので、「pmsちゃん」(そのまま…)と名付けました。

そうやって自分の敵を明らかにすることで、戦う相手が見えてきます。

 

3.感情が現れたときに、一番よい対処法を書いておく

名前をつけ、パターン分けした感情がいくつか出来たら、どう対処するのがよいか、事前に決めておきます。大体感情が現れてからでは対処法を冷静に考えられません。あらかじめ武器を用意しておかないと戦えない、ということです。

その際には紙に書いておくことをオススメします。書くことで頭の中が整理され、考えることができるようになります。

私の場合、わたあめちゃんが出てきたときは、一度相手の言うことのなにがわからないのか具体的に書いてから、質問する、ということにしてます。pmsちゃんのときは時間が解決してくれることがほとんどなので、一度距離をおきます。

 わたあめちゃん→具体的な質問を考える

pmsちゃん→一度引き下がる

私のノートにはこんな意味の分からない文章が書いてあります。笑

 

4.どうしようもないときは相手に正直に自分の状態を伝える

相手にとって一番怖いのは、なにが起きているのかわからないけど話が通じない状況、です。

なので、どうしても自分で解決できなさそうなときは、冷静に相手に、「今ちょっとイラついてます、少し時間をください」てな感じに伝えるのが良いです。

相手に対し、自分の感情がコントロールできない状態を白状することは抵抗もあるかと思いますが、経験則的には、そうやって正直に伝えた方が、意味もわからず泣かれるよりよい結果に繋がりがちです。

お客様にいきなりこんなことを言ったらひんしゅくを買うように、相手との信頼関係があってこそ、な部分はありますが、社内であればそれほどマイナスにはならないはずです。

 

今回紹介した中で、なんと言っても難しいのは1と2です。

しっかり自分の感情と向き合って把握すること、これさえできれば、やりづらい、と思われることも減ってきます。

こうやって感情について研究して対策するようになってからはプロジェクトルームで泣くことはなくなりました。

 

この前今のプロジェクトのPMに「一緒にやる前は色々噂聞いてたけど、想像してた感じと違った。ぐっちさんとは凄くやりやすい」と言ってもらいました。

それこそ、泣くほど嬉しい。

 結果は出ます。騙されたと思って、試してみてください。

 

もっと、感情に振り回されない素敵な女性になりたい。