女性コンサルタントの頭ん中

業務コンサル会社に勤めて3年目 日々考えたことを書いてく

ロジカルシンキングはなぜ大事なのか - しがないコンサルタントの視点から

ロジカルシンキングなにがうれしいの

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久々にラジオではない話を。

昨今の就活戦争や頭の良さそうな経営者の発信により、
なんとなく

ロジカルシンキング=正義、頭いい

の考え方が世の中に広まっているように思います。

「ロジカルな人を採用します」
「プレゼンはロジカルさが命」

ある程度意識の高いコミュニティにいると、こういった文言を頻繁に目にします。

かくいうコンサルタントという職業もロジカルシンキングは切っても切り離せない関係にあります。
というか、それの最たるもの。

ただ、ロジカルシンキングができる、ロジックを考えることができると何がいいのか、なぜ大事なのか。
実感を持って言葉にできる人はあまり多くないのでは、と思います。
確かにロジカルな人、と言われる人は頭良さそうだし、ロジックは大事だと上司にも言われる。
でも何がそんなに大事なのか。
「なんとなく、それっぽいから」
で止まる方も多いのでは。

私もコンサルタントの端くれでありながら、ロジカルシンキングに関しては本当に、「なにそれおいしいの」からスタートしたクチです。
ロジックとは何か、を理解するのでさえ時間がかかったのですが、ロジカルシンキングとは、的なことは語りつくされているのでここでは割愛するとして。

ロジックを作るということが、コンサルタントにとってなぜ大事なのか、実感したことを言語化しておこうと思います。

コンサルなりたての方、コンサルになってみたい方、ロジカルのもてはやされぶりを不思議に思っている方なんかは読んでみてください。

 

ロジックを大事にする3つの理由

私が思うに、コンサルタントがロジックを大事にする理由は以下の3つです。

1.所詮大した思考なんてできないから(思考を広げる/深めるため)
2.よそ者だから(納得してもらうため/情熱や地位の代替)
3.死にたくないから(建設的な議論をするため)

えらく悲観的に書いてますが、ネガティブな記事ではありません。笑

 

まず1から。どういうことなのかと。

コンサルタントにとって、成果物を生み出す際に使える武器は、
①会社として蓄積された知識と経験
②個人として蓄積された知識と経験
③頑張って考える
の3つくらいです。実際割合としては①10% ②20% ③70%ぐらいでしょうか。
何が言いたいかというと、頑張って考えなければいけない場面がたくさんあるということです。

じゃあコンサルタントの人は多くの人が驚くほど頭がいいのか。
月〇〇〇万ももらうほどの思考力を皆持っているのか。

そんなわけない。

そんなわけはないけれども、少しでもお役に立てる思考ができるように、いろんな工夫をします。

ロジカルシンキングもその一つです。


「今この1つの事柄だけに集中してるけど、それだけでいいんだっけ、他にないっけ。」(網羅的視点)
「これがいいって言ってるけどそれってなぜだっけ。」(深堀の視点)

こんな問いかけをすることによって自分の中で忘れていたことを思い出したり、新しいアイディアを引っ張り出したりできます。

いろんなフレームワークを持ち出してみたり、なぜ、なぜ、って問いかけてみたり、そうすることによってなんとか稚拙な思考力をレベルアップさせています。
実際、直感的に動くよりも、一歩立ち止まってこういう工夫を加えると、思考の筋が俄然よくなります。
逆に言えば、思考の質を高めないのにフレームワークにあてはめてロジカルな気分、とかはあまり意味ない、とも言えるかも。
完璧なロジックツリーはいらなくて、1つや2つ、今まで考え付かなかったことを考え付いたらそれで十分。

 

次に2の「よそ者だから」
これはどういう話かというと、
コンサルタントは会社の困りごとや達成したいことを支援する職業です。
そのためには自分たちがいくら頑張ってもそれだけでは到底だめで、結局のところお客さんに動いてもらわなければいけない。
で、人はどういうときに動くかというと、

・熱意や情熱に共感した時

・上の立場の人に指示された時

・本当に必要だと納得できた時

の3つぐらいしかない。

その上で、会社の上司でもない、生き死にを共にする関係でもないよそ者のコンサルタントという立場では、
3つめの方法に頼るしかないのです。


どこかのカリスマ経営者のように「直感的に間違いない!次に来るのはxxです!」といくら外部の人間が熱く語っても
共感を得るのは至難の業です。(大分関係が深い場合には可能かもしれませんが)
じゃあどう納得してもらうのか、説得力を作るのがロジックです。

ロジック的に繋がった話、漏れが無い話には、人に理解してもらう力があります。
言い換えれば、ロジックが繋がっている状態は、誰から見ても事柄の因果関係が分かる状態、ということでもあります。
どうしてこう思うのか、なぜこれを挙げたのか、結論に至るまでの道が分かるので、「確かにそうだな」と思ってもらえるのです。

これに関しては本当に実感することがあって
直感的に出した結論と、ロジカルに積み上げて出した結論とが全く同じだったとしても、
相手の頭で考えても同じ結論が出るか、という視点が大事になってきます。
人は究極的には自分で考えて出した結論しか納得できないものです。

そのためには自分が辿った道と材料を相手の頭に合わせた粒度で示す必要がある、ということなのかと。

 

最後に3の「死にたくないから」

これは上司の言葉なのですが、どういうことかというと。
私たちにとっての「死」それはお客さんにとって価値あるアウトプットが出せず、信頼を失う、という事態です。
私たちの死のリスクが高まる瞬間、それはこういう時です
・前提が間違っていた
・仮説の当てが外れた
・必要な情報が欠けていた
・・・
おお、死のリスク多すぎる。考えてたら怖くなってきました。

そんな不慮の事態において、ロジックは救命胴衣の役割を果たします。
仮に前提や情報が不足していたとしても、なぜこの結論にたどり着いたのか、数ある選択肢の中からどうやって選んだのか、といった過程が示されていれば、
変更になった部分の影響がどこに及ぶか、自分たちにもお客さんにとってもわかりやすくなります。
ここの部分が違うということは、AではなくBという結論になりますね、といった具合に。
変更を踏まえた建設的な議論に繋げることができるのです。
余程不合理なお客さんでなければ、次のチャンスで挽回すればなんとかなります。

これが、ロジックが十分に示されない状態だったとしたら、前提違う=結論違う=やり直し/信頼できない ということで死です。
こわい。
アウトプットを修正可能な状態にしておく、というのはとても大事なことです。


ロジカルならそれでいいってわけじゃないけど、ロジックまじ大事

仕事においては、コミュニケーション能力だとか、直観力だとか、マネジメント力だとか、本当に色々な要素がかみ合ってパフォーマンスに繋がるので、
ロジカル至上主義、ってわけではないのですが、
やっぱり使えると世界が変わる能力だな、とつくづく思います。
超苦労して、やっと使えるようになったっぽい初心者ですが、だからこそその効果を実感するのかもしれません。

どうやって気づきを得たか、というところもまた書きたいところ。
コンサルタントでなくても、研究してみる価値はありますのでぜひ。

 

 

ラジオ好きがVoicy聴いてみた - 小腹を満たすお菓子的なコンテンツ

Voicyとは

voicy.jp

私の理解では、ラジオ版YOUTUBE

5分前後の音声コンテンツを配信・聴取できるアプリです。

(多分)誰でも登録できて、話したいことを録音して配信できる。

すみません、正直機能についてはよく調べたわけではないので、公式サイトを参照してくださいませ。。。

画像やら動画やら、視覚的なコンテンツがどんどん進化しているこのご時世、敢えて音声だけ配信するというラジオ形式に心躍ります。

見てみると、既にネット上の有名人の方が数多くチャンネルを持っていらっしゃる。

はあちゅうさんのリスナーは既に1万弱に近い・・小コミュニティができつつあります!

ラジオに比べたら当然まだまだ小さい小さいコミュニティですが、YOUTUBEやTikTokの広がりを見ると、可能性は感じられます。

ラジオ好きとしては、どういったコンテンツが提供されていて、どんな体験を目指しているのか、究極的にはラジオの代替になり得るのか、気になるところです。

 

早速聴いてみた。声が持つ情報量

早速ランキング上位の方の放送をいくつか聴いてみました。

ランキング上位というと、はあちゅうさん、イケハヤさん、経沢さん・・・意図してなかったけれどなんともツイッター映え。

その他元々存じ上げなかった方も数名。

いくつか聴いてみてまず思ったのは、「この人こんな声してるのか」という、身も蓋もないこと・・。

身も蓋も無いんですけど、でも、声が持つ情報量は如実に感じました。

文章でしか知らなかった、いわば私の中では二次元だった、はあちゅうさんやイケハヤさんが、急に三次元の、温度を持った人として私の前に現れたような感覚です。

メディアごとに「人」が具現化していく度合いを表すとしたらこんな感じでしょうか。

 

文字<写真<<<<<<声<動画<<<実物

 

声が運ぶ人の雰囲気、空気感は重要なんだな、とつくづく感じます。

 

声の話で言うと、イケハヤさんの声が意外とタイプでしたが、話してる内容に共感できなかったのが残念です。いい感じの声に嫌な感じで煽られたので不思議な気分になりました 笑

ふと、平たくファンを増やすなら、声が運ぶ人となりを一旦置いておいて内容勝負できるという面では、ラジオよりも文章や写真で増やす方が容易かもしれないと感じました。

 

その他気づいたこと

  • 5分前後の長さは手軽で聴きやすい
  • アプリの操作は直感的でない部分がある(過去放送への遷移とか)
  • が、音声は問題なし
  • 今時点のコンテンツはブログの音読に近いように感じる(ブロガーさんが多いからかな・・)分かりやすいタイトルを付けて、段落区切って、意識高めな層を狙って・・。
  • 個人的にはもう少しその人の自然体が聴きたいけど、放送として構成するのは難しいんだろうな

今の時点では当然ながら、ラジオの代替とまではいっていないようでした。

一番の違いはやはりコンテンツのクオリティでしょうか。話術の引き出し、構成といったところがまだブログの延長だと感じるところです。

が、これは思考錯誤してどんどん進化していくんだろう、と感じるところでもあります。

コンテンツクオリティについては、ネット放送がコンテンツだけは結局テレビ局に頼っているように、ラジオと同じレベルまで達するのは難しいのか、はたまた。

加えて、優良なコンテンツをどう評価するのか、パーソナリティとユーザをどうマッチングしていくのか、気になるところです。

 

激かわパーソナリティ発見

何はともあれ、もうちょっといろんな人の声を聴いてみたいので、Voicy探ってみようと思います。

あと、最後に書いておきたいのが、偶然出会った激かわパーソナリティについて・・

ハルカナさんというデザイナー?の方の声がもう、

かわいい。癒し。正義。

ちょっと空気が抜けるような声で、癒される優しい声、かといってぶりっこめいてもいない、とても素敵な声なのです。。

voicy.jp

ぜひ聞いてほしい。。

新しいラジオに触れたラジオ好きの感想でした。

なぜDJ松永は愛おしいのか - 健全な中二病のような何か

Creepy Nutsが相変わらず面白い

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今期深夜ラジオラインアップの中でも私の中で一押しCreepy Nuts

1DJ1MCの音楽ユニット・・・がどういう意味かはよく分からないですが、

毎週オールナイトニッポン0を2回ずつ聴いて、Spotifyでアルバムをリピートするぐらいには好きです。

番組の魅力自体は前のブログでも書き綴っているので割愛するとして、番組レギュラー化4回を経て、二人の人となりが少しずつ見えてくる中で感じたことを書きたいと思います。

私と同じことを思う人がどれだけいるのか甚だ疑問ではありますが、最近思うのは、

DJ松永が愛おしい

ということ。

顔がかっこいい!とか声が素敵!といったアイドル的な話ではないのであしからず・・。

好きなラジオパーソナリティで言うと、オードリーの若林さんだったり、朝井リョウさんだったり、社会に対して斜に構えて考えを巡らせるタイプの方が好きで、その2人と仲がいいことを考えると松永さんにハマるのも必然ではあるのですが、その2人とはどこか違う。

愛おしいなんてなかなか使わない言葉ですが、前回の放送を聴いてふと思ったのです。なんだこの人かわいいな、というか守ってあげたくなるというか、憎めないというか。

人として応援したくなるというか。

なんとも形容しづらいのですが。

特技を披露するステージでまさかのリフティングを披露させられたり、リスナーにじゃない方認定されたりと、ラジオコミュニティにいい感じにいじられてる。

なぜだろう。

確かに、一回目の放送からぶっ飛んでる感丸出しだったり、DJなんていかつい感じの職業の割に、いじり耐性があってとっつきやすいっていうギャップがあったりなんかは分かりやすい愛され要素だけど、なぜ「愛おしい」という感情を生み出せるのだろう。

 

中二病的な真っ直ぐさと大人の客観

私なりの結論はこういうことじゃなかろうかと。

DJ松永には、中学生的な真っ直ぐさがある。かつ、それを正直表現することを厭わない。

自分が考えたこと、好きなこと、嫌いなこと、そういうものがはっきりしていてある種妄信的で(ユニクロとかね 笑)かつすごく正直に表現する人だなと。

カラオケで洋楽歌ってかっこいいと信じ切ってたとことか

スーツが正装だって貫いてるとことか

自分がいいと思ったことに対して真っ直ぐで、こんな表現は嫌がられそうですが、一生懸命なんだなと。

大半の人は、ほんとはかっこいいと思ってる黒いロングコートとか、ヒーロー映画とか、なり切って服着たりしてみたいんだけど、恥ずかしくて言えなくて、胸の奥にしまってる。

思春期の黒歴史、と呼ばれたりするけれど、そういう「ちょっと痛い」考えが社会に矯正される前の、自分の中の素直な感情なんだと思うんですよね。

DJ松永はそんな社会に矯正される前の感情をそのまま表現している感がある。

自分の中にも少なからず存在する曝け出せない部分を、素直に曝け出している、だから可愛いし応援したくなる、のかもしれない。

それにもちろん、「ただ中二病の痛い人」ということではなく、ちゃんと大人になる中で、何が社会に受け入れられて、何が受け入れられないのか、理解して客観視できる状態だから、中二的な感情を笑いに変えたり、一歩引いてみたりできるのだと思う。

自意識が強くて、社会と自分の関係を意識しながら生きてきてるという意味では若林さんと朝井さんと近いんだけど、松永さんにしかない真っ直ぐさがすこし違うと思わせるのかも。

こういう人が超常識人かつ頭の回転早すぎなR-指定と組んでるっていうのがまたいいバランスですね。

 

「じゃない方」が面白いラジオは面白い

特に松永さんが「じゃない方」だっていう認識はなかったけれど、先週のリスナーさんが言ってるのを聞いて確かに世間的な知名度で言ったらそうなのかもしれない、と気付いた次第です。

ただ、じゃない方が面白いラジオはどんどん面白くなっていくので今後も期待したいところ。

gucchi22.hatenablog.com

ところで最近童貞発言無いけど脱出したのかな。

ワーカホリックが「働き方改革」に思うこと

私は仕事が大好きだ

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世で「働き方改革!」が叫ばれて久しい。

電通の過労死事件後、日本企業の働き方を変えるべく政府が頑張っている。

頑張っている政府を見て、うちも頑張らなきゃ、と謎の義務感から多くの企業が何等かの取り組みを行っている。確か大企業の7割が働き方改革に関連する取り組みを行っているらしい。

中でもフォーカスされるのは長時間労働の是正、ワークライフバランス、リモートワーク、といったもはやバズワードに近い施策の数々。

従業員からの支持も得やすくとっつきやすいからか、この辺をとりあえずやってみよう、という企業が多い。

一方で私はこういった世間の動きに拭い切れない違和感を抱いている。

 

もちろん、こういった議論でよく出てくる、「何のために働き方改革をやるのか、目的が不明確だ」とか、「何をすれば働き方改革なのか、しっかり定義できていない」とか、「自社に合った施策をやるべきだ」とか、そういうことも当然主張したいところだけど、既に語りつくされている気もする。

それよりも問いたいのは、

「みんなそんなに仕事嫌なの?」ということ。

仕事の時間は短い方がいい!というのが当たり前の前提とされている感があるのだけど、

ワークとライフを分けることにそもそも違和感がある。

私にとっては、仕事をしていく中で得られる一つ一つの達成感だったり、誰かにとっての価値を生み出せている、と感じられることだったり、その中で形成される同僚だったりお客様とのコミュニティが、生きていく上でものすごく大事なことだったりする。

勿論家族と過ごす時間はとても大事だけど、仕事が無かったら私のライフは成立しないとも思う。

ワークとライフを分けるべきじゃない、というのは、プライベートに仕事を持ち込みたいとか、長時間労働いいよね!、とかそういうことではなく、ワークはライフに対する阻害要因である、といったゼロサム論には違和感がある、ということ。

まあ、でも、分かるんですよね、今まで長時間労働を辞さない姿勢を取る経営者が多かった、という文脈で、極端に逆に振ることで変化のテコにしよう、という意図もあるだろうし。

 

選択できる、選択肢を持てるということ

じゃあ結局どうしたいのよ、どうしてほしいのよ、と私が問われたなら、一人ひとりが働き方を選べることが大事なのでは、と思う。あれ、書いてみたら案外月並みで落ち込む。

たくさん働いて成果を出して上に行きたいとかお金もらいたいとか思う人はそうしたらいいと思うし、ガツガツやりたくない人はそれを選べればいい。

一人ひとりのニーズに合わせた業務の割り振り、それで成果を最大化できるチーム・組織の構成、制度の設計、あと何よりも、そういう仕組みが組織の利益を最大化できる、と信じられるようになること、が達成できたら理想。

これは本質的だけど超難しい。

日本には画一的であることが正、という根強い文化があるから、「自分は頑張ってるのにあの人は」とか、周りと違う行動に対する耐性が弱い。周りがどうしてるかじゃなくて、自分はどうしたいのか、まずこの問いに答えられるサラリーマンが少ない。

組織のために真面目に己を捧げられるからこその弊害だとは思うけど。

労働時間、賃金、評価といった衛生要因だけじゃなくて、やりがいや達成感のような動機付け要因も含めて、何が自分にとってどれくらい大事なのか、どう働けたらハッピーなのか。

 

他方、組織設計するマネージャーにはメンバーの理解がものすごく求められるし、制度もカスタマイズすればするほど複雑になっていく。

そういう意味では組織マネジメントもマーケティングに近くなってきてる。より個人にテーラーメイドした形になってくる。

でもこういった動きは「できたらいいよね」というよりは「やらなきゃ死ぬ」っていう域に達するんだと思う

・人材の流動性はどんどん高まっていく

・人材不足の状況が続く

選択の権利が労働者側に移っていくとしたら、企業側としては従業員向け競争力を高めていくしかないよね。

ビジネスの原理がwin-winの関係を作ることであるように、組織にとって、個人にとって、お互いのメリットが最大化する状態をいかに作れるか。

労働力を提供する側としては、選択肢を持てる状態にあること(≒市場競争力を持った人材であること、か、もっと楽な考え方をすれば、よりよい環境を求めることを厭わないこと)は常に考えていたい。

 

働き方改革ブームをミクロに捉えてそんなことを考えてる。

#MeTooとかセクハラとか、心の奥底と戦うということ

#MeToo

これについて書こうと思うもののなかなか手が進まない。改めて表現が難しい話題だと感じます。

最初に言っておくと、私自身は幸いにも、大した被害を受けたことは無いので、今まで言えなかった思いを吐き出す、という趣旨のものは期待しないでください。

ただ、一応日本の労働社会で経験を積んだ者として、自分の考えを一度形にしておきたいと思っています。

 

私は新卒で外資系の企業に就職し、その後日系のコンサルファームに転職しました。

一社目では、特に女性であるからどうだ、とか、男性がどうだ、とか、セクハラがーとか、気にした覚えは無いです。敢えて言えばLGBTの活動活発だなーって思ったくらいで。職場に女性が多かったのもあるんでしょうが、「男女平等だ!」なんてことすら考える必要が無い環境でした。

 

その後転職して日系社会に飛びこみました。

相対するお客さんはがっつり歴史ある日本企業が多く、常駐時には8時半からラジオ体操を経験し、「これが日本か・・・」としみじみ思った記憶があります。

このラジオ体操会社、男性8割、おじさん多し、昔ながらの日本企業でした。

これが私の日本社会デビューの環境です。

当時26歳だった私はコンサルとしての技量も知識もなく、最初はOJTという立場でプロジェクトに入りました。

そんな身なので偉そうなことは言えないのですが、プロジェクトに入って間もない頃

先輩から「女性はいるだけでバリューになるから」と言われたのですね。

もちろん先輩はポジティブな意味でそう言ってくれたのですが、初めて、仕事の場で「女性である」ということを意識することになりました。

確かに女性に優しいおじさんは多く、仕事がやりやすい面もあるのですが、そこには少なからず「性的」な意味も含まれていて、優しくしてもらってもどこか「気持ち悪い」と思っている自分がいたように思います。

若い男性だったら同じように接していただろうか。優しくはしてもらえないかもしれないけど、代わりに仕事相手として可愛がられたのではないか。

仕事相手としてはむしろそのほうが正しいのでは。

「女性」という要素を交えず、仕事相手として純粋に見てほしい、それが意外にも難しいことなんだと感じました。

 

もう6年ほど前になりますが、今でも覚えていることがあります。

ある日、PMと2人で相手のお偉いさんと会食をすることになり、いい感じの和食店に行くことになりました。

お酒もそこそこ進み、50代中盤のお偉いさんは真っ赤になってご機嫌、私のアメリカ留学の話になったので色々とお話していたら、

突然お偉いさんが「黒人とやったの?どうだった?」と。

やった、とはもちろん夜の営みのことです。

もっと踏み込んだことを言っていたような気もするけれど気持ち悪すぎて覚えてません。

そんなことを口にする神経がもう信じられなくて

さすがにPMが遮ってくれましたが、程度の低さに絶望しました。

 

他にもお客さんから断りづらい状況でFBの友達申請を受けて、メッセージでしつこく1対1の飲みに誘われたり。当時はこんなものか、と困りながらも受け流していましたが、今考えるとこんなこと起きない世の中のほうがいいな、と思います。

 

女性を平等に扱ってくれ、とか、そういうことですらないと思います。

一社目がそうだったように、男とか女とか、ビジネスの場で特段考えなくてもいいような状態でありたい。

 

人の心の根底にあるもの

なぜこういうことが起こるのか。そしてなぜ無くならないのか。

勿論、女性の被害だけでなく、男性の被害も含めて。

私が思うのは、ジェンダーに関する価値観は一人ひとりの心の奥底に埋め込まれていて、その人の意思の及ばぬ場所に根付いている、ということです。

正確には、ジェンダーに限らずですが、社会だったり、生物学的な常識だったりによって、本当に長い間培われてきた「〇〇はこういうものだ」という観念なんですよね。

その人の意思が及ばない場所にあるので、言ってる方からすれば、最早何が悪いのかも分からないんだと思うんです。

それに関して相手を責めるべきなのかわかりません。恐らく自分もこういう心の奥底にある価値観で誰かを傷つけてきたのだと思います。

 

ジェンダー問題に対し、私なりに思うこととしては、

・50代以上の世代でこの価値観を持っている方はあまりに根強いので、戦うより労働市場からのエグジットを待つ方が良いかも。

・少し過剰なくらい社会に取りざたされることによって、一人ひとりの意思が少しでも心の奥底に届けばいい。変わるのは時間がかかるだろうけど、そうやって少しずつ生きやすくなっていったらいいな。

 

ーーーーーーー

ところで、これは勘弁してほしい。こういうことじゃないんだ感がすごい。

この人たちも真剣だとは思いますが、分かりやすい標語として掲げてるようにしか見えなくて。

より良い未来を信じて、敢えて恐ろしい体験に勇気を持って向き合っている人たちに対して、さすがに失礼なんじゃないかな・・・。

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ネット上のハッシュタグを紙で掲げているのがまたシュールです!

 

誰かお仕事ください。とりあえずラジオの話でも・・・2018春

2年ぶりのコンサル復帰

前回の投稿から早2年弱・・・。

スタートアップへの転職後、通常の3倍速にも感じられるクレイジーな時間を過ごし、なんやかんやで再びコンサルファームに戻ってきました。

そして意気揚々とお仕事するぞ!っと気合を入れて入社したのが3月のこと。

 

仕事がない

 

なんということでしょう。

今コンサル業界は空前の人手不足。せっかく取れた案件も140人人が足りない!なんて話を聞くぐらいです。

140人って私が前所属してたファームより多い。もはや何故取った。

そんな中。年度末入社というタイミングの悪さもありつつも、既に1か月半案件にアサインされないままなんだかんだで来てしまいましたよ。

どういうこと。私いらない子なのかな。ネグレクトかな。

実際問題、人繰りの状況は完全に部門ごとの話なので、前述のような超絶人手不足部門もあれば、案件数が足りず焦っている部門もあるということみたいです。

そんなコンサル業界のエアポケットに嵌っていますが、ブログ再開のいいきっかけになったのでこれはこれで楽しもうかと思います。

何事もポジティブに。

 

働き方改革。(違う)

 

せっかくなので、怒涛のスタートアップライフと、その末にコンサル業界に戻る決断をした流れも、追々書き記しておきたいと思います。今の会社で4社目なので、そろそろ経歴を説明するのに苦労するレベルになってきました。

 

ラジオスケジュール2018春

 

そんなわけで、9時ー18時の生活ともなると、時間があり余ります。

本当は自己研鑽に励み、いつ案件に突っ込まれても平気なよう準備をしておくべきなのでしょう。

私はというと、大好きなラジオをたくさん聴いております。

特に改編直後のこの時期、新番組が次々とスタートしていてラジオ生活がはかどります。

まずは1週間のスケジュール:

月:根本宗子永井短のANN0

火:アルピーDCG

  星野源のANN

  Creepy NutsのANN0

水:星のギガボディ

  不毛な議論

金:沈黙の金曜日

土:オードリーANN

日:ヨブンのこと

 

忙しい!!!

 

火曜水曜渋滞気味。似たようなスケジュールの方いるのだろうか。

 

基本はタイムフリーで聴いているので、気分に合わせて聴いています。

星野源ANNは料理の時向け、アルピーDCGは帰りの電車の中、ヨブンのことは月曜の朝、みたいな。

それぞれの番組の色というか、私の中で一番集中して聴ける時間が違うのが面白い。

 

でも、今、なんといっても熱いのがCreepy NutsのANN0!!!!

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この人たち天才か。

Rもほとんど聴きましたが、この人たちほど素直な喋りが面白い人って他にいないかもしれないと思います。

アルピーももちろん大好きだけど(当たり前のように2年目に入るTBS最高)企画だったりノリのサイコさだったり、ラジオの世界観が立ってる。

オードリーも大好きだけど、それともまた少し違う。

なんだろう、端的に言えば、

めっちゃ頭の回転が速い人たち2人が更に音楽も凄くてラジオも好き

みたいな奇跡が起きてしまっているのでは。

コーナーも曲も好きだけど、極端な話ずっと二人の会話でも多分楽しく聴いてられる。

二人の会話ってすごく頭がいいと思うんですよね。

R-指定の曲紹介なんかは本当によく構成されててわかりやすく頭の良さを感じるけど、それ以外の部分でも、相手が含めた意味を拾ったり、拾えなかった時にそれでも楽しめる返しをしたり。また言葉が出てくるスピードがすごく早い。

人と違うことを大事にしてきたからこその語彙もまた魅力。

またそこに、福田さんのサイコ企画力が重なって、その結果が

 

大江戸シーラン(笑)

 

センスしか感じない・・・。

なぜ魔裟斗であんなに面白いのか・・・。

 

リアルにゲストとしてはZeebraさんだとか、若林さんだとか、朝井さんだとかきっと来てくれるのでしょうけど、私はアルピーとの共演を見てみたい・・気がする。

毎週次の放送が待ちきれない番組になりました。

最近ちょっと遠ざかってたけど、本当にありがとうニッポン放送

これだけラジオライフが充実してるので、入社2カ月弱仕事が無いという病みそうな状況も乗り越えられます(辛い

 

また少しずつブログ書こう。

 

悩みがないという才能ー今週のオードリーannは凄かった

悩むという概念を持たない天才たち

今週のオードリーのオールナイトニッポンがあまりにも面白かったので、久々にブログ書きます。

今週はスペシャルウィークということで、ゲストは中川パラダイスとばいきんぐの西村瑞樹。春日も合わせて夢の鼎談。ぼくらの時代。笑

この人たち、そんなに面白いのか?と正直疑っておりました。

どっちかというと、ポンコツと呼ばれる3人ですし。

がしかし、話し始めてみると、出るわ出るわ、名言の数々。

「夢はログハウス」

「舟盛り買った」

 

……ちょっと待てよ、書き起こすと何がすごいのか全くわからない。笑

 

いや、何がすごいのかって、この人たち、自らが感じたことだけを信じて生きてるんですよね。

相方にどう言われたとか、

芸人かくあるべしとか、

世間からの見られかたとか、

他の人からどんなに言われても大して気にしてない。

怒られたって、「早く終わらないかなー」て思いながらあんまり気にしない。

 

それに、どんな状況でも楽しみを見出せる。

他の人にどう思われるとか、どれくらい周りに期待してるとか、お笑いでどこまで行きたいとか、そういう欲とか期待とか羨望とか全部関係なく、

「今が1番楽しい」

「悩みとかない」

本気でそう言い切れる。

若林さんも言ってましたが、悩みがちな人からしてみれば、ボルトが走る様を見てるようです。

絶対に届かない領域、もはや才能。

多分彼らの身体の中では、人を悩ませる働きをする神経が死んでいると思われます。

 

凡人にできること

さすがに彼らのようになろうと思っても、凡人の私には無理です。

毎日自分ができないことに苦しむし、将来の不安に襲われるし、自信がなくてよく声が小さくなってしまう。

残念ながら、私の身体の中の悩ませ神経は驚くほど元気なので。

でも彼らの話を聞いていて、改めて気付いたことがあります。

 

今の状況に満足し、楽しみを見出すことは幸せにつながる。

今の状況に満足しないことは変化につながる。

 

このバランスが大事だなと。

彼らを見ていると本当に幸せそうで。よく春日さんの過去の逸話として語られるように、売れない時期でも、西武の応援を楽しんで幸せそうにしていられる。

今の状況がたとえ苦しかったとしても、楽しみを見出すことで幸せになれる、ということなんだろうな、と。逆に言えば、今の状況に対し、どんなに小さくてもいいから満足感を覚えられないと、いずれ潰れてしまうんだと思います。

だけど、一方で、彼らだけでは不遇の時代を突破することはできなかったんだろうな、とも思うんですよね。

売れない時代に満足せず、考えて、どうにか今の状況を打破しようとネタを書き続けたそれぞれの相方がいて、初めて運命を変える変化が起きたのだろうと。

幸せ度的に言えば3人に劣るかもしれないけど、若林さんや村本さん、小峠さんの貪欲さがあってやっと世に出ることができた。

この相方さんとの関係性があってやっと成り立っている。

 

自分は彼らのように相方と2人で補い合えるわけではないので、満足と不満足、両方の視点からいまの自分の状況を理解することが必要なんでしょうね。

潰れないように、向上し続けられるように。

 

実は明日から新しい職場で働き始めます。

凡人なりに、自分のペースで幸せになれるように頑張ってみます!

 

それにしても面白かった。ぜひ3人の話テレビでも観てみたい!